お待たせいたしました!
どうも、クライブです。
私の趣味の一つに携帯ゲーム機の修理/カスタムというものがありまして、ジャンクやUSED品を外装交換にて見た目上新品のごとく組み直したり、液晶割れやメイン基板の破損が起きているゲーム機をパーツ交換修理を行ったりしています。
今回はカスタム編でございまして、記念すべき第一回目はDSシリーズの中でも私が2番目に好きなNintendo DS LiteのShell(外装)交換をざっくりとご紹介いたします。
それでは初めて行きましょう!
と、その前に用意するものですね。
NDSの外装シェル交換に必ず必要なものは下記の通りです。
1.精密ドライバー+
2.Y字ドライバー
3.デザインナイフ
4.ピンセット
5.社外Shell
準備が整いましたか??
準備が整ったら、早速NDS Liteを裏返していきましょう。
そしてこういった作業を開始する際は、事前にDSのSLOT1/SLOT2
タッチペン、バッテリーは最初に外しておくのが無難です。
裏返したらまず、赤丸で囲った7本のネジを外していきます。
青丸で囲ったネジに関しては、このタイミングで外してもよいですがこの辺はお好みでどうぞ。
中の基盤を押さえているネジなので、この後下側のShellを外した後に外しても全く問題はないです。
先ほどの赤いネジを外すと、理論上はスロット側のある下Shellと、十字キーやABXYボタンがついている側の下側蓋Shellが外れるはず…なのですが、おそらくは「え?とれなくね?」と思うはずです。
ちょっとコツが必要なのですが、すでにネジがすべて外れている状態で、ボタン側のShellに力を入れると、隙間ができると思います。
その隙間にマイナスドライバーや、ヘラなどを突っ込み、てこの原理で丁寧にこじ開けて行くと、引っかかっている爪が外れて、ぱちっととれると思います。(壊さない程度に頑張ってください。)
そしてスロット側のShellがとれると下記の図のようになります。
今回はフルでShell交換を行うため、基板を外す必要があります。
そのため、下の写真にある赤丸のネジを外してください。
先ほど上の写真で青丸のネジを外している場合はこの写真ではすでに外れている状態かと思いますので、そのままで結構です。
外してない場合はこのタイミングで外してしまいましょう。
ネジが外せたら、本体をひっくり返してケーブル類が切れないように外していきます。
この辺は確かマイクやら、Wi-Fi関連のケーブルですね。
取り方について上からコネクタでつながっているので、ラジオペンチなどを使用して上側に引っ張ってあげましょう。
このとき無理矢理力を入れすぎてコネクタを破損させたり、基板を傷つけないように注意してください。
このケーブル類が外れたらいよいよ下側の基盤を外していきます。
このとき注意すべき点は、上画面を接続するフレキシブルケーブルが赤丸のところについているので、ちぎったり引っ張ったりしないようにしてください。
ここはちょっと見づらいですが、フレキシブルケーブルが刺さっているコネクタの色が白と黒に分かれていると思います。
この黒いコネクタのパーツは、マイナスドライバーやピンセットなどで上側に起こすことができるので、起こしてから優しく上方向にフレキシブルケーブルをスライドしてください。
そうすると、簡単に外れます。
ここまでやれば完全に基板とShellが分離します。
小休憩でも挟みましょう。
一番やっかいなのは上画面です。
上画面、ここから先は非常に細々とした作業になります。
まずは、戻す際に配線がどこを通っているのかわからなくならないよう、白の配線が通っている位置を記憶しておきます。
そしてケーブルを外していきたいのですが、それにはまず反対側に止まっているヒンジを外す必要があります。
2つのネジを外すと、電源と充電のLED発光部分のカバーが外れます。
そしてここを外すと、中からヒンジが見えるので内側から外側に向かってドライバーやピンセットで押してあげると簡単に外れます。
なくさないように注意してください。
さて、いよいよフレキシブルケーブルを傷つけないように、線に合わせて外すときが来ました…そして、それに気をつけつつ同時進行で白と黒のケーブルも通して外していかなければいけません。
まず、フレキシブルケーブルを通すためのスリットがあいているのがわかるでしょうか…?
ここに通すために、はじめに白と黒のケーブルを右側に持ってきます。
そしてフレキシブルケーブルをピンセットでつまみ、スリットに合わせて外していきます。
ここまでできたら、後は上画面ですね。
とりあえずゴムがあるので、デザインナイフなどでこじ開けてネジを外していきます。
そしたらDSのマークがある方を上に、画面がついている方を下方向に少しずらしてあげます。
下画像くらいまで下がるので、ここまで来ればパカッと外れるはずです。
カバーが外れたら、上画面の内側を外していきます。
大難関の理由なのですが、まず真ん中の黒丸。
これDS Liteのマイクなのですが、黒いのでめっちゃ見逃しがちです。
外すときも組み直す時も忘れないようにご注意ください。
そして大難関である理由その2
断然フレキシブルケーブルと白黒ケーブルです。
むしろDS Liteに関しては、このフレキと白黒ケーブルさえ慣れてしまえば大して困らないのですが、こいつには毎回苦戦します。
もう数こなすしかないです…。
外し方は特に変わりないのですが、ここは通すべき口がO(オー)の字なので、ピンセットでつまみながらくるくるっと小さく丸めて、穴に押し込んで外すのがやりやすいと思います。
しかし、ただ押し込んでも外れません。
なぜなら上画面が邪魔になってしまうためですね。
なので、上画面を浮かせて外してから、上画面を左手で汚さないように持ち上げつつ、ピンセットで丸めたフレキを傷つけないように、かつ白黒ケーブルも同時に外していく必要があるわけです。
スピーカーとWi-Fi基板に関しては特に難しいことはないと思うので、パコッと外してあげましょう。
さて、それでは今までご説明したのとは逆の順番に作業して組んでいけば完成です!
ここからは上にスクロールしていって組み直してみてください!
まずは社外Shellを用意して…
上画面をサクッと終わらせます…
そして解体時にとった写真を見ながら、フレキシブルケーブルと白黒ケーブルを通して、組み上げたときにつぶさないように白ケーブルを配置していきます。
そして、今回はクリアブラックとレッドのShellを用意したので、ボタン類だけは赤色のものを使用していきます。
そしてそれらを、組み上げていくと~…
ばばーん!!
組み上げ完成!!
通電確認OK!!
すべて問題なしであります!!!ヾ(*´∀`*)
さて、かっこよくできあがりました。
皆さんも組み上がりましたでしょうか??
完成したら、コメントやTwitterで是非私に見せてくださいね~!
オリジナリティあふれるカスタムが増えることを期待してます(*´∀`)
それでは、See You Next Time♪(〃’▽’〃)